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  • G線上の魔王

私は名作と大多数に支持されている作品を回避したくなる天邪鬼な人間でして。
たまにはやってみようとの好奇心からプレイしました


G線上の魔王

公式はこちら

タイトルからしてお察しで、音楽を散りばめている
それだけに、作中にてクラシックを耳にすることが多い

クラシック音楽での『魔王』といえば 、音楽の授業で扱われているくらいの有名な曲
闇の中を馬で駆け、「お父さん、お父さん!魔王が僕をつかんでくるよ!」のアレですね
私はこの曲の流れが割と好きでして
徐々に不安を煽る進み方を頭の中で想像しながら聴き入ったものです

ゲーム内容を軽く当てはめてみると、作中で魔王と呼ばれる存在は、正体不明の黒幕
この作品では魔王を打ち倒さんとする勇者を添えることで、シューベルトの『魔王』その後を描いた物語とでも申しましょうか
そういった妄想を投影しながらプレイしていました
トレース・オン
それぞれの話を魔王という物語の分岐と見ていましたよ

椿姫
魔王が人間の姫を誘惑し堕落させた、といったところでしょうか
甘い言葉により、次第に周囲への疑念を膨らませる姫
一度は地上へでようとした二人でしたが、魔王は姫と魔界で幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし

花音
あゝ悲しきかな、結局は地獄から這い上がることは出来なかったか

水羽
魔王と繋がるユキ、その近くにいる水羽

ハル
魔王と父と子と勇者と
決着、ですか

ラスト付近の権三には色々と思うところがあります
椿姫・花音の話では純粋に強大な悪の存在の彼が、なぜ恭介にわずかな優しさを見せてしまったのか?
結果としてその行動が元で彼は命を落としてしまう
『おまえは善にも悪にもなりきれんのか』そう言ったのは、権三であったはずなのに。
感動的といえば感動的
けれども、その行動の矛盾を受け入れることはできませんでした


総評

何よりも魔王という人物の立ち回りで惹き込まれるところはある
楽曲やカットインを差し込むタイミングは戯曲っぽいというか、そういう見せ方にこだわった演出なのは見て取れました
しかし、私自身がそういったものを観客として外から観ているという気にさせられて、物語に深く入りこめず
私は平々凡々な人間であるがゆえに、悲劇的な主人公というものがそもそも実感として曖昧なものになっているとでも言いましょうか
『命をかけた、純愛』というフレーズを掲げる割には、『愛』の描写が過去の反芻に比重が置かれるのでまだ弱い気もします

wikiを眺めながらこの文を書いたわけですが、戯曲の項目に「シナリオ」は戯曲か?との項目があるあたりも、文学との組み合わせに一癖あるということでしょうな

その辺りの根本的なところでは私には合わないと感じつつ
作品としては面白かったです
ただ、終わった後に噛み締められる話ではないかなと思ったところです
最近でいうところのグリザイアの果実も私にとってそんな作品でした
全体の水準は高いけれども、傑作とは呼べないとでも申しましょうか

シナリオ・キャラ共に気に入っているのは水羽
雪影-setsuei-の紫子だとかWindの彩でのみなものような、後ろめたさを抱えたヒロインに私は惹かれやすいです

スケートをシナリオの一部に使うのもセンスがあるなとは思います
ですが…なんですかね、知性と理性を感じさせる言い回しに身体が凄まじく拒否反応を起こすのですよ
これはもう筆舌し難い私の本能的なところです

絵に関して
魔王の顔グラといい、ヒロインや制服デザインでの色味を見て、改めて作風を固めるためにはカラーも大事な要素だと感じました

コメント

私もクリア済みで、世間的には伏線の回収等も評価されている作品ですが… そこら辺はちょっと弱かったかも。
同じライターの作品なら、『車輪の国』の”アンタの正体”が最大瞬間風速でした。

クラシック音楽を使っているのは素直に良かったなーっと思いました。
綺麗過ぎるというか、あまり深みを感じなかったのが正直なところです。
『車輪の国』は私も勧められているので追々って感じですね。

音楽が題の一部なだけに、場面とリンクさせた選曲は良かったです。
あまり取り上げられない、スケートと音楽の関連性を書かれているのも、繋げ方が上手いなと思いました。
  • 03月 20 2012
    • 2012/03/20(火) 08:44:13
    • [ 編集 ]
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    • ピュア紳士 #-
主人公がカッコイイと評判の作品ですよね
評判は良いみたいなので体験版はDLしてるんですけど
未だ放置のままですw

泣けるという噂も多く耳にしますが、その辺りはどうでしたしょうか?

遅れましたが今後ともよろしくお願いします
よろしくお願いします!

G線は主人公をより格好良く見せる描写が中心でした
泣きどころはありましたが、プレイヤーの感情に訴えるものでなく、映画を観ているようなフィルタ越しのものでしたね
その場でのインパクトはありますが記憶には残りにくいものでした

私としては良くも悪くもといったところです。

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